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当機構では労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでおり、現在は、労災疾病等医学研究として9テーマの研究を実施しているところです。
今回はその中で、「じん肺」、「騒音、電磁波等による感覚器障害」についてご紹介します。
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●「じん肺」テーマ(平成30年度開始)
当機構では過去、じん肺の合併症や診断方法について研究を行ってきました。
今年度からは新たに3つの研究項目を設定し、じん肺の労災認定の迅速・適正化に寄与することを目的とします。
〓続発性気管支炎における濃性痰中エラスターゼ測定
〓じん肺のおける間質性肺炎の合併頻度に関する研究
〓MRIによるじん肺大陰影と肺がんの鑑別
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☆また、当機構では医師対象のじん肺診断技術研修を毎年開催しています。
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●「騒音、電磁波等による感覚器障害」分野(第1期〜第2期研究)について
第1期〜第2期の「騒音、電磁波等による感覚器障害」分野(感覚器障害分野)研究では、勤労者の高齢化に伴い糖尿病を持つ労働者が増加している中、糖尿病網膜症が重症化する前の効果的な治療法について研究を行いました。
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