当機構では労働災害の発生状況や行政のニーズを踏まえ、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組んでおり、現在は、労災疾病等医学研究として9テーマの研究を実施しているところです。
今回はその中で、「働く女性の健康」・「職場復帰のためのリハビリテーション」についてご紹介します。
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●「働く女性の健康」
この研究では中部労災病院の医師が中心となり、働く女性における介護ストレスに関する調査、検討を行いましたが、介護者の介護ストレスには、認知機能障害や認知症による問題行動の有無が大きく関与していることが示唆されました。
参考にしていただき、働く女性の生活の質(QOL)向上につながれば幸いです。
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●「職場復帰のためのリハビリテーション」
職場復帰のためのリハビリテーションは、発症当初から綿密かつ多面的アプローチが不可欠ですが、近年、医療経済情勢の変化により病院態勢の急性期化が進み、在院日数の短縮化が強まっています。こうした中で、特に注目される治療と就労の両立支援に向けた取り組みにおいて、参考になる指標です。研究結果の詳細は以下のとおりです。
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